あたま・むね・はら
丹田には上・中・下の三つがあると言われます。
あたま(上丹田)
むね(中丹田)
はら(下丹田)
現代人は「あたま優位」で生きているように見えます。
眼で情報を集め、
脳で考え、
手先で処理する。
すると重心まで頭へ引き上げられ、
歩くときも運動するときも頭から前へ突っ込むようになります。
首は緊張し、
肩は上がり、
背中は丸くなる。
だから私は日常の中で、
① 足裏を丁寧に床になじませる
② 頭頂を意識して頭の興奮を鎮める
③ 呼吸をお腹の奥まで通す
ことを心掛けています。
電車に乗っているときも、
デスクに向かうときも同じです。
そして歩くときや身体を動かすときは、
胸から進む。
それを大切にしています。
① 踵の上に頭をのせる
② 顔を軽く上げる
③ 胸から進む
すると足は後から自然についてきます。
頭から突っ込まない。
足で強く蹴らない。
胸から静かに進む。
すると身体は思った以上に軽く動きます。
疲れにくく、
力みも少なく、
故障もしにくい。
私にはそんなふうに感じられます。
武術でも、赤ん坊の歩き方でも、元気な高齢者の歩き方でも共通しているのは、
「運ぶ」のは頭ではなく胸。
「支える」のは肩ではなく腹。
ということかもしれません。
頭は静かに。
胸はのびやかに。
腹は穏やかに充実する。
そんな状態が自然体に近いのではないでしょうか。
椅子から立ち上がるときは
むねを前に傾けて、その胸を浮かすようにします
足腰は勝手にそれについて来る。
足腰の痛みを感じずに済むと思います。
(※この記事は以前facebookにわたしが投稿した記事を転載しています)

