よくある筋トレ寝違え、私自身もやりました!
それは“失敗”ではなく、身体の再編サインだった
「筋トレを始めて3ヵ月目に寝違えました。」
実はこれ、20年間の臨床で何度も見てきた現象です。
そして——
私自身も、ちょうどパーソナルトレーニング開始から3ヵ月目でした。
他人事ではありませんでした。
しかし、これは単なるオーバーワークではありません。
身体の再編が始まったサインだったのです。
(半年め、1年目の方も勿論あります…)
なぜ3ヵ月目に起きるのか?
トレーニング開始から約3ヵ月。
この時期は「筋肉」より先に
神経の出力適応が進みます。
重さが扱えるようになる。
フォームも安定してきた気がする。
けれど——
深部では、
微細な緊張の蓄積が始まっています。
それは自覚しにくい。
そして、限界が首に出る。
寝違えは首の問題ではない
多くの男性トレーニーは
- 胸を張る
- 背中で支える
- 肩甲骨を寄せる
を「正解」と思い込んでいます。つい、やってしまうのですよね。


しかしNZTではこう考えます。
背中で支えるのではない
支点は丹田と股関節にある
首は結果です。背中で支えて手足で頑張り過ぎた蓄積疲労の被害者ポジションです。
本当の問題は
支点が上に上がりすぎたこと。
私の身体に起きたこと
寝違えの数日後。
私ははっきり感じました。
「股関節で立っている」
これまで
無意識に上半身で支えていた身体が、
下半身に再配分されたのです。

歩く。
止まる。
かわす。
すべてが静かに安定した。
寝違えは破壊ではなく、
再教育でした。
背中で支えていると首が痛くて動けなかったので自然と股関節で支えるようになり
そうしたことで飛躍的に立ち居振る舞いが楽にスムーズになりました!
頭ではわかっていたのに間違えてしまっていた自分を発見し
それがまた自然と修正されたことに驚いています。
NZTが見る“オーバーワーク寝違え”
NZTではこう整理します。
- 出力が上がる
- 支点が上がる
- 呼吸が浅くなる
- 深部緊張が固定する
- 炎症スイッチが入る
炎症は敵ではありません。
偏りをリセットするための
生体の安全装置です。
では、どうするか?
NZTの基本はシンプルです。
- 背中を固めない
- 胸を誇示しない
- 丹田に預ける
- 股関節に落ちる
- セット間に“脱力”を入れる
トレーニングをやめる必要はありません。
支え方を変えるだけです。
3ヵ月目は分岐点
筋トレ3ヵ月目。
それは身体が
「このまま上半身主導で行くのか」
「支点を下ろすのか」
を選ぶタイミング。
寝違えは、
間違いではありません。
身体が賢く働いた証拠です。
最後に
もし今、首が痛むなら。
それはあなたの身体が
「支点を下げなさい」
と静かに教えているのかもしれません。
力を抜くことは、弱さではない。
それは
より深い強さへの入口です。
追伸
当院では
オーバーワークによる寝違えや慢性首肩痛に対し、
支点再編を中心としたNZT(ニュートラルゾーンセラピー)を行っています。
強く押さず、
神経を鎮め、
支えを再教育します。
ご相談はお気軽にどうぞ。

