──「ちゃんと受けたから大丈夫」と思っている方へ
「産後は骨盤矯正にちゃんと通いました」
それでも、肩こり・腰痛・疲労感・呼吸の浅さ・違和感が残っている。
もし心当たりがあるなら、
それはあなたのケアが足りなかったわけでも、
受けた整体が悪かったわけでもありません。
問題は、
「骨盤だけで身体を理解しようとしていること」
かもしれません。
産後骨盤矯正を受けても不調が残る人が増えている
近年、
「産後 骨盤矯正」「産後ケア 整体」という言葉は
とても一般的になりました。
実際、多くの方が
- 産後すぐにケアを受け
- まじめに通い
- 指導されたことも守ってきた
それでも数年後、
- 慢性的な腰痛
- 肩や首のこり
- 寝ても疲れが抜けない
- 呼吸が浅い
- 立ち方・歩き方が不安定
といった不調を感じ、
「なぜだろう?」と疑問を持っています。
「ちゃんと受けたから大丈夫」が身体を止めてしまうこともある
「産後はちゃんと骨盤を整えたから、骨盤は問題ない」
この考え方は、一見とても理にかなっています。
でも身体の視点で見ると、
回復の途中で立ち止まってしまう思考
になることがあります。
なぜなら、身体は
- 妊娠 → 出産 → 産後 → 育児
という連続したプロセスの中で変化し続けるからです。
産後のある一時期に骨盤を整えても、
- その後の呼吸のクセ
- 力の入れ方
- 緊張の抜き方
- 頑張りすぎる生活リズム
が変わらなければ、
身体はまた元の使い方に戻ろうとします。
これは「後戻り」ではありません。
身体が環境に適応しているだけです。
骨盤は原因ではなく「結果」であることが多い
長年、多くの産後女性の身体を見てきて
はっきり言えることがあります。
骨盤は、問題の出発点ではなく
問題が積み重なった“結果”であることがほとんど
呼吸が浅くなれば、体幹は固まります。
体幹が固まれば、脚が頑張ります。
脚が頑張れば、骨盤は支えきれず歪みます。
この流れを無視して
骨盤だけを整えても、
身体は「また同じ形」に戻ります。
それは矯正が足りないからではなく、
整える順番が違うだけです。
本当に回復に向かう人の共通点
実は、回復が進む方ほど
こんな言葉を口にします。
- 「良くなってるけど、まだ何か残ってる」
- 「骨盤というより、全体の使い方かも」
- 「ちゃんと向き合った方がいい気がしてきた」
こうした言葉が出てくるとき、
身体はすでに「次の段階」に入っています。
逆に、
- 「もう大丈夫」
- 「骨盤は問題ないはず」
- 「これ以上見る必要はない」
と言い切っているときほど、
身体の声は聞こえにくくなります。
当院が「産後骨盤専門」を名乗らない理由
当院では
「産後骨盤専門整体」という言葉を使っていません。
理由はシンプルです。
骨盤だけを見ても、産後の身体は分からない
と感じているからです。
当院で見ているのは、
- 妊娠前からの身体の使い方
- 出産時の緊張や反射
- 産後・育児で身についた動作のクセ
- 無意識に入っている力
- 安心できているかどうか
こうした 身体全体の状態 です。
その結果として、
骨盤が自然に安定していくことを大切にしています。
産後ケアは「終わらせるもの」ではなく「更新するもの」
もし今、
- 産後ケアは受けたのに違和感が残っている
- 骨盤以外にも原因がありそうだと感じている
- もう一段、身体を楽にしたい
そう思ったなら、
それは不調ではなく 更新のタイミング です。
無理に方向転換する必要はありません。
身体が準備できたとき、
自然に次のケアを求め始めます。
そのときに、
静かに寄り添える場所でありたいと考えています。
当院では2007年から産前産後の整体を提供して参りました。
体調の悩み、育児の悩み、お気軽にご相談ください。

