2.慢性腰痛は出産に次ぐ痛み? ― 痛みの尺度から考える本当の問題

慢性腰痛の原因はいろいろあります

慢性腰痛は出産に次ぐ痛み? ― 痛みの尺度から考える本当の問題

西洋医学には「痛みの尺度(ペインスケール)」という概念があります。
これは痛みの強さを客観的に比較するための指標で、医療現場では手術や外傷、出産などの痛みの強さを説明する際に使われることがあります。

出産を経験されたお母さま方は、一度は目にしたことがあるかもしれません。

この痛みの尺度の中では、

  • 捻挫
  • 切り傷
  • 骨折
  • 出産(初産・経産)

などが例として挙げられます。

そして非常に興味深いのが、「慢性腰痛」が、出産に次ぐ強い痛みの部類に入るとされることです。


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なぜ慢性腰痛はそこまで辛いのか?

慢性腰痛のやっかいな点は、

  • 激痛ではない
  • しかし確実に生活の質を下げる
  • 長期間続く
  • 慣れてしまう

という特徴にあります。

人間には「慣れ」の性質があります。
強烈な急性痛であればすぐに対処しますが、慢性的な痛みは

「まあ、いつものことだから」
「こんなものだろう」

と、無意識のうちに受け入れてしまう。

しかし実際には、
慢性腰痛は神経系を疲弊させ、姿勢や呼吸を乱し、自律神経にも影響を及ぼします。

それは単なる「腰の問題」ではありません。


慢性腰痛は改善できるのか?

結論から言えば、慢性腰痛から解放されることは可能です。

ただし、

  • 強く揉む
  • ボキボキ鳴らす
  • 一時的に楽にする

だけでは、根本的な改善にはつながりません。

多くの場合、

  • 身体の使い方の癖
  • 立ち方・座り方
  • 呼吸の浅さ
  • 無意識の力み

が、痛みを持続させています。

痛みは「敵」ではなく、
身体からのメッセージです。


痛みを消すのではなく、身体との付き合い方を変える

慢性腰痛を本当に改善するために大切なのは、

✔ 痛みを抑え込むことではなく
✔ 身体との付き合い方を獲得すること

です。

  • 力みを抜く感覚
  • 揺らぎを許すこと
  • 正しさに固着しないこと
  • 呼吸と動きの再統合

これらが整ってくると、
腰は静かに変化し始めます。


まとめ

慢性腰痛は「よくある症状」ではありますが、
決して軽い問題ではありません。

出産に次ぐ痛みとされるほど、
身体にとっては大きな負担です。

「いつものこと」と諦めるのではなく、
身体との関係性を見直すこと。

それが、慢性腰痛改善への第一歩になります。

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